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明城(空城)
城主、守備兵不在の城のこと
足城
1,大名の本拠から離れた、国を支えるための城のこと。支城。
2,一揆などが挙兵する際の臨時的な拠点となる城のこと。
家城
1,城と居館が分かれている場合の居館のこと。根小屋に同じ。2,軍事的な城郭でなく、平和な時代の居城のこと
囲城
軍勢が城を取り囲むこと、また囲まれた城のこと。
稲城
古代の築城術で、屋敷などに稲束を積み上げることによって、投石や矢を防ぐもののこと。
茨城
茨をを立てて敵の侵入を防ぐ設備のこと。
浮城
湿地帯などに築かれ、水に浮かんでいるかのように見える城。埼玉県の忍城などが有名。
海城
海に面して築かれた城のこと。
営
陣営のこと。“陣”と“営”は同じ
枝城
国を支える城のこと。支城。足城。
王城(皇城)
天皇(王)が住む城。宮城に同じ。現在、江戸城のことを指す。
甕城
敵の直進を防ぐために門前に築かれた塀のこと。特に、中国の城郭のものを指す。日本の城では馬出などという。
大根城
「根城」は、大名の本拠、国の中心となる城のことをいうが、「大根城」は、特に大大名の、大勢力の中心となる城のことをいう。
丘城
丘陵上に築かれた城のこと。
海賊城
島や海に面した場所に築かれた城で、水軍や海賊などによって海上を支配するために利用された城のこと。
搔揚城
堀を掘ったときに、掘り出した土を用いて土塁を築き上げた城のことで、中でも簡易的な城のことを指す。
掛城
簡易的で小規模な城のこと。
崖城
自然の崖を要害として利用した城
牙城
城の中心部のことをいう。また、城内で大将、城主が居る所。
葛城
葛の蔓を張って敵の侵入を防いだ簡易的な城。
環濠集落
集落を堀で守った古代の要塞のこと。城の起源。
居城
大名が居住する城のこと。
グスク
北海道にある城(要塞)。古代〜中世の権力者が築いた。
神籠石
西日本(九州〜瀬戸内)にある、石垣を用いた古代の特殊な城郭遺跡のこと。
国衙(国庁)
律令制の下で、諸国に置かれた政庁のこと。
子城-こじろ
本城(勢力の中心の城)を支える支城のこと。“しじょう”と読む子城とは違う意味を持つ。
境目の城
二つの勢力圏の境目に位置する城。国境警備のため築かれる。
城柵(柵)
7世紀から11世紀にかけて、大和朝廷が東日本を征服するための拠点として築いた城のこと。
里城
戦時に立てこもる山城の麓に築いた、居住用の城のこと。
磯城
石垣などを用い、石で築かれた城のこと。また、海岸に築かれた城のことをいう場合もある。
支城
本城(根城、勢力の中心の城)を支える城。大名の領国経営や戦闘のために用いられ、支城の中でも城ごとの役割は様々。
支城ネットワーク(支城網)
本城を中心とする、領国統治のための諸支城の繋がりのこと。供給網。
本城
勢力、国の中心となる、大名の本拠にあたる城
市城
城下の都市のこと。
大城
城の外郭(外側にある曲輪)のこと。
子城-しじょう
城の内郭(内側にある曲輪)のこと。“こじろ”と読む子城とは違う意味を持つ。
島城
島や海に囲まれた半島上に築かれた城のこと。
宿城
平らな場所に築かれ、城下町を持つ城のこと。
小城
日本の城の規模を大中小で区別したうち、小さい城のこと。
陣営(陣)
軍隊が駐屯する所。
陣城
陣営を要塞化した、臨時的な拠点として戦場に築かれた城のこと。
陣屋
陣営のこと。また、江戸時代、城を持つことのできない大名が築いた、要塞化された陣営のこと。
捨城
城主、城兵が退却してしまった城のこと。
大城
日本の城の規模を大中小で区別したうち、大きい城のこと。 曲輪を5重以上構える城のことをいう。
台城
台地に築かれた城のこと。
対城
敵領を攻める際に拠点として築いた城のこと。付城、向城に同じ。
台場
海岸や島に、海上からの敵の来襲に備えて築いた砲台のこと。「お台場」とも呼ばれる。
中城
日本の城の規模を大中小で区別したうち、中くらいの城のこと。曲輪は4重ほど構えた城のことをいう。
朝鮮式山城
構造が朝鮮の城郭と類似する日本の城郭の総称。
付城
対城、向城の意味。攻城戦の際などに、攻撃者側が攻めの拠点として築いた臨時的な城のこと。
伝えの城
情報伝達の拠点の城。城から城への連絡のための経由地点。
繋ぎの城(繋ぎ城)
連絡や補給の面で、複数の城を繋ぐための中継地点にあたる城のこと。
繋ぎの根城
繋ぎの城の中でも、特に重要な城のこと。
詰の城(詰城・攻の城)
平時、領主が居住する城館とは別にあり、戦時に籠城することのできる最後の拠点。
出城
属する城から独立した小規模な郭のことで、攻城戦の際、守備勢の攻撃のための城。
都城
王城・皇城に同じ。
外城
外郭(城の外側にある郭)のこと。
砦
小規模な城
沼城
沼地などに築かれた、沼を天然の要害として防御に活かした城。
子城-ねじょう
根城の当て字。
烽火台(狼煙台)
狼煙をあげるための台。よく山に築かれる。
端城(羽城)
本城を支える支城。
裸城
火事などによって防御力を無くした城のこと。
孤城
孤立した城のこと。
馬防柵
馬や敵兵の侵入を防ぐ柵のこと。
番城(番手城)
城主を設けず、領主が直轄支配する支城のこと。
平山城
高地(山を除く)に築かれた城のこと。
ふけ城
低湿地に築かれ、沼地を防御に利用した城のこと。
堡
砦。
方形館
上空から見ると四角形の形をなしている、堀などを巡らせた城館のこと。
又支城
支城の支城のこと。第二次支城。
水城-みずき
山と山の間に堤防を築き、そこに水を溜めて大きな堀としたもの。
水城-みずじろ
水辺に築かれた城。
屋敷構(屋敷城)
屋敷のように簡略化した城のこと。
山城
山上に築かれた城のこと。目安(ざっくり)として、比高200m以上の山に築かれたもの。それ以下の微高地に築かれた城は平山城に分類され、平地は平城となる。
邑城
村全体を城郭化した城のこと。
総構
城下町を城郭に取り入れた城のこと。邑城と同じ意味。
雪城
豪雪地帯の城で、雪を固めて防塁としたもの。
倭城
文禄・慶長の役の際、日本軍が朝鮮半島に築いた城のこと。
井楼
木材を組み上げて造った矢倉。
仕寄り
兵士が盾や塹壕に身を隠しながら、城へ接近し攻撃する、攻城戦の際に行われる戦法のこと。
物見備井楼
物見の役割を持った井楼。
車井楼
井楼に車輪を付けて移動可能にしたもの。
木牛車
台車上に盾などを並べて突撃する、攻城戦の際に用いられる戦車のこと。
竪堀
山の斜面に沿って縦方向に掘られた堀のこと。山を登る敵が横移動して攻撃をかわすことのないよう、設けられた。
畝状竪堀
竪堀の随所に土塁を設置することで、通常の竪堀より、さらに敵兵の移動範囲を制限したもの。
堀障子
堀底に障壁を設置し、敵兵の移動を制限した堀のこと。
縄張り
郭の配置。城の構造。
一城別郭
複数の郭で一つの城を形成する縄張りのこと。
陰の郭
守備のための郭。逆に攻撃に転ずるのには不向き。
陽の郭
城方が攻勢に転じるために設けられた、反撃のための郭。
陰の城
自国防衛のために築かれた、守備に優れて反撃に不向きな城のこと。
陽の城
防衛よりも反撃に優れた築かれた城のこと。
扇の縄
扇状に配された郭
円郭式
郭が主郭を取り囲むように円状に配された縄張りのこと。
囲郭式(回字式・輪郭式)
郭が主郭を回の字のように囲った縄張りのこと。
階郭式
郭が階段状に配された縄張りのこと。主郭の方向へ高くなる。
渦郭式
郭が渦状に配された縄張りのこと。
連郭式
郭が縦方向に連続し、整列して配された縄張りのこと。
梯郭式
主郭の、三方に郭を配して、一方を河川や崖などの要害で守る縄張りのこと。
稜堡式
上空から見ると星型の城。星型城郭。
単郭式
単独の郭からなる城のこと。
重々曲尺
郭を三重四重に配した手厚い縄張りのこと。
日本の城研究記
著名な日本の城情報サイトのこと。城について知りたいなら必見。
度量数称勝
地形などを調べたうえで、郭の配置、面積や形などの細部まで計算し、築城すること。
方円縄
郭を円形に作る方式。
切岸
人工的な崖のことで、敵の侵入を防ぐことができる。
切通
軍勢が山や丘を通行できるように、部分的に通路を切り開いたところ。
黒構
城外から城内が見えないように土塁を高く盛り上げたつくり。
透構
城外から城内を見透かすことができるつくりのこと。
外郭
城の中で最も外側に築かれた郭のこと。
外河
近世城郭の総構のこと。
町構
足軽、町人の居住区域まで城郭に取りこんだもの。
屋敷構
屋敷に防御を施した、屋敷中心の城のこと。
井戸郭
井戸がある郭のこと。
内郭
内側にある郭。
帯郭
帯状に城を取り巻く郭のこと。
隠郭
伏兵が潜んだりする郭。攻め手に対して奇襲を仕掛けるための郭。
逆心郭
隠郭に同じ。
腰郭
山の中腹に構えられた郭。
笹郭
小さい郭。
捨郭
城兵の出撃、反撃拠点。とした郭のこと。
千畳敷
もっとも広い郭のこと。
詰の丸
城内の最も奥にあり、戦時にの最後の砦となる 郭のこと。
出郭
出撃拠点。出丸。
出丸
出撃拠点。出郭。
内城
城の中心の郭。
郭
土塁や堀で囲まれた区間。
人質郭
人質を入れておく郭。人質が逃げ出せないように設計されている。
実城
城の中心の郭。本丸
本丸
城の中心の郭。
水の手
井戸や水源を確保するための郭。
物見郭
物見のための郭。
雪郭
雪城に同じ。
生溜郭
出入口が一つしかなく、行き止まりになっている郭。
虎口
城、郭の出入り口。
陰の虎口
守りに主眼を置いた虎口。
馬出
出入口や門の前に設けた郭。敵が城内へ直進するのを防ぐ役割がある。
馬出虎口
虎口の前に馬出を備えた形式。
馬出無虎口
馬出しを設けない虎口。
陰口
前に小さい郭が張り出し、並行する左右の土塁が食い違いに入り組んでいるところに設けられた虎口のこと。
搦手口
城の裏口。
喰違い
左右の二つの土塁が食い違い、入り組んだ虎口。敵が直進できない。
左前虎口
桝形虎口で、向かって左の入口から入って城内に入る方式。
右前虎口
桝形虎口で、向かって左の入口から入って城内に入る方式。
平入り虎口
防御機能を一切持たないふつうの虎口
時の虎口
臨時的な虎口。
とぐろ
「巴」の字のように虎口内を仕切って城道を折り曲げた虎口。
並虎口
二つの虎口が並んであるつくりのこと。一方が攻められているうちに、片方から出撃して反撃を狙うことができる。
桝形虎口
虎口を入った先が桝のように障壁で囲まれ、虎口に侵入した敵を四方から攻撃できるようにしたもの。
向虎口
二つの虎口が、城内で向かい合うつくりになった虎口。
無虎口
屈折によって城外から見えにくいように築かれた虎口のこと。
坂虎口
虎口の前が坂になっていて、敵の侵入を遅らせるつくり。
陽の虎口
反撃に主眼を置いた虎口のこと。
脇虎口
小さくて目立たない虎口。
外桝形
桝形の部分が城外に張り出した桝形虎口のこと。
内桝形
桝形の部分が城内に入り込んだ桝形虎口のこと。
袖桝形
城外から虎口に入るための、堀に渡された橋と平行に築かれ、橋を渡る敵を側面攻撃するための郭。
出桝形
桝形部分の半分が城外に突き出された形式の桝形虎口。半桝形。
横矢桝形
桝形の外にいる敵をも射撃攻撃できる桝形のこと。
内堀
外堀に対して、城郭の内側に造られた堀。
空堀
水が張られていない堀。
水堀
水が張られた堀。
毛抜堀
堀底が丸くなっている堀。
障子堀(畝堀・角堀)
堀底に障壁を設け、攻め手の動きを制限した堀。
捨堀
城から離れた場所に造り、攻め手の活動を妨害する堀。
外堀
城の外側、外郭に造られた堀。
竪堀(たつ堀)
山の縦方向(地面と垂直方向)に掘った堀のこと。攻め手が山を登っているときに横方向の移動を牽制する。
泥田堀
沼地を利用し、堀としたもの。
箱堀
堀底を平らにし、箱状にした堀のこと。
堀内道(堀底道)
堀底を道としたもの。
堀切
城山と、尾根続きの山を切断している堀のこと。
三日月堀
上空から見ると三日月形に造られている堀のこと。
薬研堀
堀の断面が逆三角形になっている堀。
横堀
地面と平行に横方向に築かれた堀のこと。
折長橋
端の途中を折り曲げている橋のこと。
掛橋
水面の上にかけられた木の橋。
車橋(引橋)
橋に車輪をつけて城内に引き込めるようにした橋。
算盤橋
橋の下に多くの車輪を築き、移動可能とした橋。
土橋
土で作られた橋。
長橋
意図的に橋を長くした橋のこと。
並橋
複数の橋が並びあっている橋。
二重橋
技術上の問題などで、二重に造られた堀。
拮橋
橋を跳ね上げることにより、戦時に撤収できる橋のこと。
拮橋釣金具
拮橋と城内側の土台を接続する蝶番。
水戸違
外堀と内堀の連結地点を土塁で仕切ったもの。
廊下橋
橋に屋根付きの建物を築きあげた橋。
扇の矩
上杉謙信流軍学が提唱する土居の勾配。
御土居
戦国時代、豊臣秀吉が聚楽第を守るため京都の中心を取り巻くように築いた土居のこと。
芝土居
芝を積み重ねながら急斜面を築き上げた土居。
捨土居
城の外郭を守るために築いた土居。
退土(排土・除土)
堀を掘ることによって発生する土。
たたき土居
土を少しずつ盛り上げながら、たたき固めて築いた土居のこと。版築ともいう。
土居(土塁)
土を盛り上げて敵の攻撃を防ぐもの。
敷
土居の基底部。
矩
土居の斜面
ひらみ
土居の上部
内法
土居の内側斜面
外法
土居の外側斜面
土居廻り
土居のパトロール。
土積もり
必要な土木量の見積。
鉢巻土居
石垣の上に築かれた土居。
腰巻土塁
石垣の下に築かれた土居。
油塀
土を練る時に油を混ぜて固めた塀
石打棚
塀の内側にある、投石用の石を置いた棚。
板塀
板を貼った塀
折塀
射撃上の死角をなくすために屈折させて造られた塀。
切戸塀
塀の一部を切って開き戸を設けたもの。
仕切塀
城を区間分けするための仕切り。
漆喰塀(塗塀)
塀の表面に漆喰を塗ったもの。塗塀
蝶
中国の城にみられる、上部が凹凸凹凸になっているもの。。
剣塀
塀に刃物を付けて飛び越えにくくしたもの。
土塀
土を固めて築いた塀。
海鼠塀
塀に平瓦を漆喰で貼り付けた塀。
練塀
粘土を練り固めて築いた塀。
控杭
塀を支えるためも柱。
控塀
控杭を塀にしたもの。
二重塀(太鼓塀)
塀の内部に土や砂利を入れて、銃弾を防いだ塀。
塀裏土
塀の内側に土を盛って、銃弾などを防いだもの。
塀覆
塀を雨から守るために設けた屋根。
塀下地
塀の下地。
塀控
控柱と塀を繋ぐ横木。
塀廂
塀を通常よりも高く築き、城内側に廂をつけたもの。
間切
塀を等間隔に区切って繋げ、長い塀としたもの。
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